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✅ トレード結果（11月24日〜11月28日）
📊 週間合計：+860万円（+55,101 USD）
大口座：+688万円（+44,049 USD）
　　　　https://fxforex.biz/2025-11-28-b

小口座：+172万円（+11,052 USD）
　　　　https://fxforex.biz/2025-11-28-s



🛠 トレード記録まとめ（2025年11月25日〜11月28日）

🔹EUR/USD
11/25 ✅Buy：1.15624 → 1.15756（+13.2pips）
11/25 ✅Buy：1.15619 → 1.15756（+13.7pips）
11/25 ✅Buy：1.15620 → 1.15754（+13.4pips）
💰合計：+40.3pips（+12,896 USD）

🔹NZD/USD
11/26 ✅Buy：0.56721 → 0.57186（+46.5pips）
11/26 ✅Buy：0.56723 → 0.57184（+46.1pips）
11/26 ✅Buy：0.56724 → 0.57186（+46.2pips）
💰合計：+138.8pips（+44,416 USD）
RBNZ（NZ中銀）当局者の「利下げサイクル終了」発言を受け、NZドル急伸。
🔹WTI原油（Oil-Jan26）
11/25 ❌Sell：57.92 → 58.99（▲1.07ドル）
💰合計：▲10,700 USD
ウクライナ和平進展 → 供給不安が大幅に後退　という構図で売りに行きましたが、上手くトレンドが出ずにロスカット。



📈 総括
今週は「ドル軟化＋オセアニア通貨買い戻し」が明確に進行。
ユーロ・NZドルロングの2本柱で利益を確保。
一方で、原油ショートがやや痛手となったが、全体収支には影響軽微。
FX市場は「ドル主導から構造転換」の初期段階に入りつつあり、今後は金（XAUUSD）とNZD/USDを軸に押し目買い戦略が有効と想定しています。


💹 週間為替展望（12月1日週）━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🏛 テーマ：米利下げ観測90％へ再上昇 × 日銀タカ派化 × 日本の財政拡張
今週の為替市場は、
「米利下げ期待の再燃 × 日銀利上げ観測の上昇 × 日本の大型財政」
という“力が逆向きに働く”難しい地合い。
🇺🇸 米12月利下げ確率：30％ → 90％へ再上昇


🇯🇵 日銀12月利上げ観測：50％付近まで上昇


🇯🇵 高市政権：財政拡張・国債増発 → 円先安観を再燃


参加者は感謝祭〜クリスマスで減少 → 値幅縮小・方向感欠如


➡ 結論： ドル円は “上も重い・下も堅い” 方向感の出にくい週に。

ドル円（USD/JPY）｜方向感出づらいレンジ相場
予想レンジ：154.00〜158.00円
🔍 相場の核
米利下げ観測90％ → ドルの上値を重くする


日銀はタカ派化報道 → 円買い材料


しかし：
　高市政権の大型財政（国債11兆円増発）→ 円売り圧力強い
　実需の押し目買い → 下値も限定


➡ 結果：“売り材料” と “買い材料” が完全に拮抗する地合い。
🔹戦略
155円台前半：押し目買い有利


157円台後半：戻り売りも出やすい


介入警戒はあるが、構造的には円売り優勢 → 急落は買い場



ユーロドル（EUR/USD）｜米指標ラッシュで振られやすい
予想レンジ：1.1450〜1.1650ドル
🔍 材料
FOMC前に主要指標が集中（ISM・ADP・PCE）


ECB議事要旨では「利下げサイクル終了」示唆
→ 欧・米の政策温度差はユーロの下支え


🔹戦略
1.1500割れ：押し目買い


1.1650近辺：利確 or 軽い戻り売り


指標発表時は薄商いで動きやすいため注意



ポンド円（GBP/JPY）｜秋季予算案好感で上値追い
予想レンジ：205.00〜210.00円
🔍 材料
英秋季予算案：財政バッファーが 倍増（217億ポンド）
→ 英長期債利回り低下 → ポンド買い


成長率見通しは下方修正


英中銀では12月利下げ観測も残る


➡ 対円：円安×英財政改善 → 上方向
➡ 対ドル：米利下げ観測でやや強含み
🔹戦略
205円台：押し目買い


210円接近：利確を検討



加ドル円（CAD/JPY）｜雇用統計待ちの展開
予想レンジ：109.50〜113.50円
🔍 ポイント
12/5に11月雇用統計


前月は「非常勤増・常勤減」の歪な結果


カナダ材料が少なく、ドル円に連動しやすい


原油価格が底堅くCADを支える


🔹戦略
110円前後：押し目買い


113.50円付近：利確優先



豪ドル円（AUD/JPY）｜インフレ強く、底堅い週に
予想レンジ：100.00〜105.00円
🔍 材料
CPI・トリム平均ともに予想上振れ


RBAの緩和サイクルは「ほぼ終了」


豪GDP・建設許可・貿易収支の指標が続く


➡ 米利下げ観測も追い風で、豪ドルは底堅い。
🔹戦略
100円：堅いサポート


104〜105円：戻り売り・利確



NZドル（NZD/USD・NZD/JPY）｜利下げサイクル終了で買い戻し
🔍 材料
RBNZは追加利下げ示唆の文言を削除


「2026年まで据え置きが妥当」発言
→ 市場では利下げサイクル終了と認識


NZドル買いが優勢


🔹戦略
対ドル・対円とも押し目買い優位



南アランド円（ZAR/JPY）｜財政改善が追い風に
予想レンジ：9.00〜9.40円
🔍 材料
中期予算政策声明：VAT・法人税が予想以上


新インフレ目標設定 → 政策の信頼性向上
→ ZAR買いの継続テーマに


🔹戦略
9.00円：押し目買い


9.40円：一旦利確



🪙 GOLD（XAUUSD）：現値 4,219ドル、上昇基調を維持
GOLDは4,200ドル台をしっかり維持し、
史上最高値圏での強含み推移が続いている。
米利下げ観測の再拡大（90％）により金利見通しが不透明化。
高市政権の財政拡張や世界的株高期待、地政学リスクの継続も重なり、
金は“押せば買われる”強い地合いが続いている。
テクニカルでは 4,150〜4,180ドルが分厚いサポート帯 に変化。
4,250ドルを明確突破できれば 4,300ドルを再び視野 に入れる展開。

🔹 戦略
4,150〜4,180ドル：押し目買いゾーン


4,250ドル超：短期上昇の再加速ポイント


4,300ドル：利確目安


4,150ドル割れ：いったん様子見


金は “金利不透明 × 財政拡大 × 安全資産需要” という
複合テーマで下値が極めて堅い。
当面は 緩やかな上昇トレンド継続 がメインシナリオ。


📅 来週の重要イベント（12/1〜12/5）ハイライト
⭐ 最重要イベント
9月PCEデフレーター（12/5）
　総合は強め、コアは弱め予想 → 利下げ期待が強まる可能性


🇺🇸 米国
ISM製造業（12/1）


ADP雇用（12/3）


ISM非製造業（12/3）


米雇用統計・失業率（12/5）
PCE価格指数


🇯🇵 日本
植田総裁講演（タカ派化の真偽に注目）


設備投資


国債入札（10年・30年）


🇦🇺 豪州
7-9月期GDP（利上げ観測を後押し可）



🧭 総括：材料が拮抗、方向感出にくい1週間に
✔ ドル円は「材料が逆方向」
米利下げ観測 → 円高方向


日本の財政拡張 → 円安方向


日銀タカ派化 → 円高


日本国債増発 → 円安


➡ レンジでの“神経質な往来相場”が基本線。
✔ ユーロ・ポンド・豪ドルは相対的に強い
ECBは利下げ終了


英財政改善


豪ドルはインフレ高止まり


✔ 南アフリカランドは構造的に強い地合い
財政改善・政策信頼性で買い優勢が続く。




その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓

金4,200ドル・NZドル急騰！ドル安転換で+860万円　+860万円（+55,101 USD）/週　カルロス上杉　FX週間予報　2025年12月1日～
https://youtu.be/SFw1RGtJXMk



📜 あとがき｜“やめたいのに続けてしまう”のは、脳の仕様だった？

今週のマーケットは、方向感が出たかと思えば急反転するなど、感情を揺さぶる局面が多い一週間でした。
そんな中、スウェーデン・カロリンスカ研究所が発表した最新の神経科学研究が、とても興味深い示唆を与えてくれます。
Science Advances（2025/11/21）に掲載されたこの研究は、
「やめたいのに続けてしまう」強迫的な反復行動を生み出す脳回路が存在する
ことを明らかにしたものです
（Kawakatsu et al., A striosomal accumbens pathway drives stereotyped behavior, 2025, doi:10.1126/sciadv.adx9450）。

🧠 快感ではなく、“嫌な気持ち”が反復行動を生む
研究によると、脳の「ごほうび領域（側坐核）」から「嫌悪感を感じる領域（外側手綱核）」につながる神経回路がスイッチのように働き、
快感ではなく、むしろ“嫌な感じ”の信号が反復行動を駆動している
ことが分かりました。
このスイッチが入ると、
・空腹より
・仲間との交流より
・環境探索より
なぜか “意味のない反復作業”が優先されてしまう。
まさに、
「本心では嫌なのに、なぜかやめられない」
という現象の神経基盤です。

🎯 トレードでも起きている“脳の誤作動”
これを読むと、多くのトレーダーが心当たりを感じるはずです。
・負けた直後に「取り返そう」として同じ通貨を触ってしまう
・ポジションを閉じたのに、なぜかまた入り直してしまう
・意味もなくチャートを開き続けてしまう
こうした行動は、
意思の弱さではなく、脳の自動回路が誤作動しているだけ
かもしれません。
研究チームは、この回路は本来
「危険回避」や「習慣化による省エネ」
のために進化したもので、過剰刺激やストレスで暴走すると“やめられない反復”に変化すると説明しています。

🧘 来週の相場に向けて：脳のクセと上手く付き合う
この研究が示すポイントは明確です。
“やめられない行動”は自分がダメなのではなく、脳の仕様。
だからこそ、環境とルールで管理することができる。
来週に向けて意識したいのは以下の3つ：
負け直後にトレードしない（脳の反射を断つ）


ルールを紙に書き、判断の“自動化スイッチ”を正しい方向へ使う


ストレス時は画面を閉じる（脳回路の暴走を防ぐ）


脳の仕組みを知ることは、トレードのメンタル管理における“最強の武器”です。
自分自身への理解を深め、引き続き冷静に、淡々とトレードしていきましょうね。



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