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ドル円は、ついに32年ぶりとなる151円台後半まで上昇。

私は損失が続いていたの、トレード数を減らすことを意識していたのですが、さすがに為替介入は上手く取れると大きな利益になるので、ちょこちょこドル円の売りでトライ。ただ、上手く乗ることが出来ませんでした。

一週間継続して、覆面介入のような動きを見せていましたが、21日には規模の大きな為替介入が入ったとみられ、146円台まで一気に5円以上急落。

私は、この時もまたすぐに反発して戻されるかな？と考えてしまい、上手く売りで入ることが出来ず。美味しいチャンスを逃してしまいました。


今後の、ドル円の展開については、あとがきで。





10月24日以降の注目は以下2点



1.　為替介入有無、当面は「コメント控える」＝神田財務官

神田真人財務官は２２日、ロイターの取材に対し、前日の２１日夜に流れたドル売り／円買い介入観測に「コメントしない」と語った。為替介入の有無に関するコメントは「当面、控える」とも述べた。

神田財務官は２４年ぶりとなった９月２２日の円買い介入を最後に、介入の有無に関するコメントを避けている。神田財務官はロイターの取材に対し、「数週間前から（コメントしない）方針を貫いている」と説明した。市場ではこのところ、介入しても政府が直ちに事実を公表しない覆面介入があったのではないかとの観測が流れている。

複数の関係者によると、政府・日銀は日本時間の２１日夜、海外市場でドル売り／円買い介入を実施した。政府関係者の１人はロイターに対し、値動きの速度が問題だったと明らかにした。

（出所：ロイター）

ドル円の値動きを見る限りでは、覆面介入の形跡が多々ありましたね。今後、上昇してくればさらに大きな介入をしてくると想定。




2. ＥＣＢ理事会の焦点がバランスシートに移行する可能性

　来週はＥＣＢ理事会が開催され０．７５％ポイントの利上げが有力視されている。来年もそのままの可能性がある高インフレと、インフレ期待が抑制されなくなる恐れがあることがＥＣＢにこの大胆な行動を促すものと見込まれている。今後数カ月間にさらなる利上げが見込まれ、中銀預金金利は中立金利とされる２％前後を上回るはずだとの見方も出ている。

　一部からは、ＥＣＢ理事会の焦点がバランスシートに移行する可能性があるとの指摘が聞かれる。特に量的引き締め（ＱＴ）と条件付き長期リファイナンスオペ（ＴＬＴＲＯ）に焦点が当てられるという。ＥＣＢは政策金利の軌道だけでなく、バランスシート正常化の見通しについても明らかにする可能性があるとしている。

　ＴＬＴＲＯについては一部報道で、条件を変更することが可能かどうかを検討し、法的には可能だという考えに至ったとも伝わっている。ＴＬＴＲＯの条件は経済状況の変化で借り手に極めて有利となっている。

(出所：みんかぶ)

ユーロは利上げが意識され、底堅い展開になると想定。引き続き、ユーロ買いタイミングを狙っています。






その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓

ドル円の行方はどうなる？ 合計 +622万円（ +42,161 USD）/週　カルロス上杉　FX週間予報　2022年10月24日～

https://youtu.be/F8sY3GMj3sk





P.S.

さて、ドル円がまた最高値を更新し、約32年ぶりの151円台後半まで上昇。

この激しい上昇を受けて、「ドル円は、何も考えずに買えば儲かるのではないでしょうか？」という趣旨の質問が増えてきました。

結果論から言えばそうなったでしょうが、現段階からは少し気を付けながらエントリーが必要かと考えています。


まず、入り方としては2つあり、介入が入りそうなタイミングで売りで入り下がったところを利確。
または、介入が入って下がったところを買い上げて上で利確ですね。

ただ、タイミングがなかなか読み難いのと、一瞬で値が動いてしまうので今回はエントリーと決済が意外と難しいかもしれません。

私は、介入タイミングを予想して、売りで攻めたのですが上手く取れませんでした(^^)

逆に中途半端な位置で買いエントリーしてしまうと、介入で一気に落とされるリスクがあるので、
買うのであればしっかり落ちた所から入らないといけません。




今後の値動きなのですが、基本的には上下どちらもありえるとニュートラルに考えています。ドル円の上値を抑える要因は以下2点。


①　FRB利上げが12月にペース減速の可能性。

11月の0.75ポイント利上げはすでに織り込まれてきていますが、FRB内からは、早期に利上げペースを緩め、来年初めには利上げ停止することを求める声も出始めているとの事。
https://jp.wsj.com/articles/fed-set-to-raise-rates-by-0-75-point-and-debate-size-of-future-hikes-11666398644

これが意識されれば、徐々にドル高に歯止めがかかってくるでしょう。


②　日本が米国債売りにも手を付けているという噂。

私は米国債は売却しないだろうと考えていたので、日本の為替介入はすぐに限界を迎えると考えていたのですが、日本が米ドル売りの財源として米国債売りにも手を付けているという噂もあるので、これがあると、ドル売り円買いの財源としては外貨預金だけの場合よりも10倍近い余裕があります。

もちろん全て使う事は無いでしょうが、これだけあれば上値を力ずくで抑える可能性もあるかな、と考えています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA070S00X01C22A0000000/



ただ、もちろん前回の介入から数日で反発してしまった背景があり、今回の介入も短期でしか効果がないという参加者も大多数。特に米ゴールドマンサックスは155円まで円安が進むと、まだまだ強気です。


どちらに進むとしても、現状からは「目をつぶってトレード」というスタンスでは無く、少し状況を見ながらトレードしていく方が良いかもしれませんね。



では、良い週末を(^^)






成績画像：


小規模口座

https://fxforex.biz/2022-10-22-b
　


大規模口座

https://fxforex.biz/2022-10-22-s



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