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  • 資金管理 最も重要なのがこの資金管理と言っても過言ではありません。現在の証拠金がいくら口座にあって、何ロットでエントリーし、そのポジションはリスクを資金の何%までとってよいのか?全てのリスクを計算したうえでトレードを行わなければなりません。逆に言うと、これさえできれば、それほど強力な手法でなくとも、トータルで損をする確率がほぼ無くなります。
  • 心理学 多くのトレーダーがしなければならない事は、マーケットに打ち勝つ事ではなく、自分自身の心に勝つことなのです。FX相場で、人間の心がどのように働く傾向があるのかを知り、コントロールしていく必要があります。
  • 相場環境の把握 相場は季節、時期、時間、ファンダメンタルズ要因により、ドルが売られやすくなったり(米国の債務上限問題など)ユーロ(ユーロ危機など)が売られやすくなったりします。その時の相場環境によりトレンドがでやすい、レンジになり易くなったりします。この相場環境を理解する事で、エントリーの根拠が増え、トレードの精度が上がります。

トレード日記&独り言新着情報

2024年11月2日
10月28日~11月1日のトレードは合計 +281万円(+18,383 USD)でした。--- 大口座 +293万円(+19,169 USD)  小口座 12万円(-786 USD)日本の衆議院選挙で自民・公明連合が過半数を下回る結果を受け、日本円の動きに注目が集まりましたが、結果的には円安が進行する展開となりました。日本国内では政局の混迷が懸念され、日銀が追加利上げに踏み切るのは難しいとの見方が強まっています。ただ、この動きは一時的であり、週の中盤以降は米大統領選や米雇用統計など、米国の重要イベントが相場の焦点へと移行。トランプ氏が優勢との報道も相まって、再び「トランプトレード」としてドル高が期待されています。特に、高関税政策により米ドルが買われる圧力が強まっている一方、ハリス氏逆転などのシナリオも意識され、為替市場は流動的な状況です。米非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回りましたが、雇用市場の特殊要因を考慮し、市場は冷静に反応している模様。ここで米ドル売りに行ったのが裏目に出て大きなロスを出してしまいました。4日からは、米大統領選、FOMCが控えており、再度米ドルの動向に注目が集まります。トランプ氏当選であれば、ここまで買われてきた米ドルに「セル・ザ・ファクト」的な売りがでると想定していますが、やはりフタを開けてみるまで分かりません。マーケットの流れに柔軟に対応していく予定です。今後の注目は以下。11月4日週の為替市場展望:米大統領選とFOMCが市場を動かす要因に 〇 ドル円(USD/JPY):底堅い展開か、160円付近での介入警戒 ドル円は、11月5日の米大統領選挙と11月6-7日のFOMCに注目が集まります。共和党のトランプ候補、民主党のハリス候補ともに減税や財政支出拡大を公約としているため、米長期金利が上昇し、ドルの買い要因となりやすい展開が予想されます。特に、トランプ候補が勝利し、上下両院も共和党が掌握する「レッド・スウィープ」のシナリオでは、米国債売りとドル買いが加速し、インフレ懸念からのFRB利下げ見送りの可能性も高まるため、ドル円は160円に向かって上昇する可能性もあります。しかし、ドル高の進行が早過ぎた場合、本邦当局による円買い介入が意識される可能性があり、日本の政局でも11日に特別国会での首班指名選挙が予定されているため、政治的な不透明感が円買いの材料になる可能性もあります。 〇 ユーロドル(EUR/USD):下値リスク強まる展開 ユーロドルは、ウクライナ情勢の不安定化や、トランプ候補が勝利した場合の米国による対欧州関税引き上げの可能性が下値リスクとなります。米大統領選挙後の地政学的リスクが高まると、ユーロ圏経済への不安が広がり、追加利下げの可能性が強まるため、ユーロドルは1.0600ドル台への下落リスクが増大するでしょう。また、11月6日にはユーロ圏の9月生産者物価指数(PPI)や小売売上高が発表され、経済指標が弱い結果となれば、12月のECB理事会での利下げ観測が一層高まり、ユーロ売りが進む可能性があると考えられます。 〇 ポンド円(GBP/JPY):上値は重く、BOEの利下げ期待で軟調 ポンド円は、英国のインフレ指標が鈍化していることから、11月7日のイングランド銀行(BOE)会合での0.25%利下げがほぼ織り込まれています。BOEの利下げ見通しが強まっているため、ポンドの上値は重くなると見られます。加えて、今週発表されたスターマー労働党政権の大規模増税計画が短期的には経済を下支えする一方で、インフレ上昇を招くリスクもあり、ポンドにとって上値圧力となります。 〇 加ドル円(CAD/JPY):カナダ雇用統計が焦点、追加利下げへの警戒感も 加ドル円は、8日に発表されるカナダの10月雇用統計が注目されます。9月の雇用統計では失業率が予想以上に低下し、雇用者数も増加しましたが、さえない結果となった場合、BOCの追加利下げ観測が高まり、加ドルの売り材料となる可能性があります。カナダ中銀は利下げを継続する方針を示しており、米ドルや円の動きにも影響を受けやすい展開が予想されます。 〇 豪ドル円(AUD/JPY):米大統領選やRBA理事会に敏感な反応が予想される 豪ドル円は、5日のRBA理事会に注目が集まります。10月に発表されたCPIが前年比で低下したものの、補助金による影響が含まれており、インフレ基調は依然として高い水準にあるため、RBAの利下げは来年前半に持ち越される可能性が高いでしょう。また、豪ドルはリスクに敏感な通貨であり、米大統領選挙後の株式市場の動向にも大きく影響されると予想されます。選挙結果によっては、株式市場が変動し、豪ドルが上下する可能性があります。 〇 南アフリカランド円(ZAR/JPY):トランプ氏勝利の場合にリスクオフのランド売り 南アフリカランドは、5日の米大統領選挙の結果に大きく左右される展開が予想されます。南アフリカがBRICS諸国と協力関係を強化していることから、トランプ候補が勝利し、米国と南アの2国間関係が見直されると、ランドは弱含む可能性があります。また、米国の「アフリカ成長機会法(AGOA)」から南アが除外されるリスクもあるため、トランプ勝利の場合、ランド売り材料となりそうです。今週の注目点まとめ: 米大統領選挙:ドル高・円安に向かうか、それとも不確実性からリスク回避の動きが強まるかが焦点。米FOMC会合:インフレ期待や金利政策の据え置きの可能性が、市場にどのように影響を与えるかが重要。欧州のインフレ指標:ECBの利下げ観測が強まるかどうか。カナダ雇用統計:BOCの利下げ姿勢を強化するかがポイント。豪ドルのRBA理事会および米株動向:豪ドルのボラティリティを高める可能性。 全体の見通し 米大統領選とFOMCを軸に、米長期金利の動向が市場全体のボラティリティを左右する週となる見通しです。 その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓米大統領選とFOMCで揺れる為替市場!今週の注目トレード戦略! 合計 +281万円(+18,383 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年11月4日~  https://youtu.be/yxKr60wyZ1M・・・続き情報
2024年10月26日
10月21日~10月25日のトレードは合計 +1,166万円(+76,568 USD)でした。--- 大口座 +991万円(+65,121 USD)  小口座 +174万円(+11,447 USD)久しぶりに、流れに上手く乗る事が出来た一週間。最近はトレンドの変化が早いため、ホールド時間を意図的に短くし利益の確保に努めたのが上手く行きましたね。28日~は、米国の大統領選挙や日本の衆議院選挙など、重要な政治イベントが相次ぎ、為替市場に大きな影響を与える可能性があります。また、各国の経済指標や中央銀行の政策動向にも注目が集まります。地政学的リスクや選挙結果による不確実性が高まる中、市場は神経質な展開が続くと予想されます。今後の注目は以下。FX週間展望: 米国大統領選や衆議院選挙、各国経済指標が市場に影響 ドル円(USD/JPY):中立から買い ドル円は、11月5日に控える米大統領選挙で、どちらの候補が勝利しても減税や財政出動によるインフレ加速が予想され、FRBの利下げペースが鈍化、もしくは停止する可能性が高まっています。これにより、米長期金利が上昇し、ドル円は堅調な地合いが続く見込みです。しかし、10月27日の衆議院選挙の結果次第では、ドル円が乱高下する可能性があります。自公連立が過半数を維持する場合、リスク回避の円買いは限定的と予想されますが、立憲民主党を中心とした政権交代が起こった場合、リスク回避の円買い圧力が強まる可能性があります。また、10月30-31日の日銀金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が予想されていますが、植田日銀総裁の記者会見での追加利上げ時期に関する発言や、展望リポートでのターミナルレートに注目が集まります。米国では、11月1日に10月の雇用統計や9月PCEデフレーターの発表が予定されており、FRBの今後の利下げペースを見極める重要な指標となります。また、中東の地政学リスクにも引き続き注意が必要です。ユーロドル(EUR/USD):中立から売り ユーロドルは、ユーロ圏の7-9月期GDP速報値や10月CPIの結果を見極めつつ、12月のECB理事会での追加利下げの可能性を探る展開となりそうです。景況感の悪化やインフレ率の鈍化が確認されれば、0.50%の利下げ観測が高まる可能性があります。ラガルドECB総裁が「経済成長のリスクは依然として下方に傾いている」と発言しており、ユーロの上値を抑える要因となりそうです。豪ドル(AUD):中立から買い 豪ドルは、10月30日に発表される7-9月期の消費者物価指数(CPI)や、31日の9月小売売上高に注目が集まります。CPIが予想通り低下すれば、年末にかけて利下げ圧力が高まる可能性がありますが、RBAは依然としてインフレに警戒を示しており、大きな政策変更は見込まれていません。また、日本の衆議院選挙の結果や、中国から発表される各種購買担当者景気指数(PMI)などの影響も考慮する必要があります。中国の経済指標が市場予想を下回った場合、リスク回避の動きが豪ドルの重しとなる可能性があります。南アフリカランド(ZAR):中立 南アフリカランドは、10月30日に発表される中期予算政策声明(MTBPS)に注目が集まります。景気拡大につながる予算が発表されれば、ランドは強含む可能性がありますが、西側諸国との関係悪化や、ロシアとの協力姿勢が投資意欲を減退させるリスクもあり、慎重な姿勢が求められます。ポンド(GBP):中立から売り ポンドは、11月7日のイングランド銀行(BOE)の政策決定会合を控え、追加利下げ観測が高まっており、上値の重い展開が予想されます。9月の消費者物価指数(CPI)が前年比1.7%と大幅に鈍化し、サービス価格の上昇率も低下しています。市場では、11月会合での0.25%利下げがほぼ織り込まれており、12月会合でも追加利下げが予想されています。ベイリーBOE総裁や他のMPCメンバーの発言も、慎重かつ徐々に金融政策を緩和する姿勢を示しており、ポンドの上値を抑える要因となりそうです。カナダドル(CAD):中立から売り カナダドルは、今週のカナダ中銀(BOC)の金融政策イベントを通過し、ドルや円の動きに左右される展開が予想されます。BOCは0.50%の利下げを決定し、緩和姿勢を鮮明にしています。市場では、12月会合での追加利下げも織り込まれており、カナダドルの重しとなりそうです。来週は、8月のGDPが発表されますが、大きなサプライズがない限り、相場への影響は限定的と見られます。注意点 地政学的リスク:中東情勢やイスラエルとイランの関係に注意が必要です。予期せぬ事態が起こった場合、市場が大きく変動する可能性があります。経済指標:米雇用統計やユーロ圏のGDP速報値、各国のCPIなど重要な指標が発表されます。結果次第で各通貨の動向が左右されるでしょう。中央銀行の動向:日銀やECB、RBAの金融政策に注目が集まります。特に、各総裁の発言や声明内容が市場の期待と異なる場合、為替相場が大きく動く可能性があります。その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓ 米大統領選と衆議院選が市場に与える影響とは?今後の展望を解説! 合計 +1,166万円(+76,568 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年10月28日~ https://youtu.be/PXb_wC6umSs・・・続き情報
2024年10月19日
10月14日~10月18日のトレードは合計 -669万円(-44,781 USD)でした。--- 大口座 -498万円(-33,334 USD)  小口座 -171万円(-11,447 USD)今月はなかなか勝つことができず、再度マイナス収支で終了。AUDの買いが上手く伸びず、EURも売りからの調整反発を狙いましたが、上手く行かず。カナダCPIや、日銀植田総裁のコメントを頼りにポジションを入れてきましたが、方向性に欠ける展開が続いています。なかなかスムースに行かない日々が続いていますが、トレードを続けているとこういう時期もありますので、焦らず淡々とトレードしていきます。今後の注目は以下。 ① カナダ中銀の政策委員会 今月も12月も大幅利下げが可能との声も カナダドルは売りが優勢となっており、対円はもちろん、本日は上げが一服しているドルに対してもカナダドルは下落している。来週は23日にカナダ中銀の政策委員会が予定されているが、短期金融市場では0.50%ポイントの大幅利下げの確率を80%程度まで高めている。ただし、エコノミストの予想はいまのところ半々といったところ。 今週のカナダ消費者物価指数(CPI)が大幅利下げ予想の決め手となっているが、一部のエコノミストからは、今回のみならず12月も大幅利下げが期待できるとの指摘も出ている。基調インフレの勢いが鈍化しており、大幅利下げを行うには十分な余裕があるという。 カナダCPIの総合指数は前年比1.6%まで低下していたが、コア指数は2.3%と目標レンジ(1-3%)の中心よりはまだ若干高い。ただし、3カ月間のCPIの変化を年率換算で見ると、総合指数は1.25%で、コア指数は2.1%となっているという。 3カ月間のコア指数が3%以下、つまりカナダ中銀の目標レンジ(1-3%)の上限を下回るのは8カ月連続となるが、これは前年比のコア指数の硬直性は価格動向そのものではなく、前年のベース効果によるものであることを示唆しているという。 また同エコノミストは、今月と12月に大幅利下げを行えば、景気後退に対する保険になるとも述べている。(出所:みんかぶ) 10/23(水)のカナダ中銀政策金利に注目。カナダドルは売り目線。 その他各通貨の注目ポイントは以下。 米ドル(USD):中立から買い 米連邦公開市場委員会(FOMC)の年内大幅利下げ観測が後退し、米ドルは引き続き底堅い動きが予想されます。今週は9月の景気先行指数や耐久財受注、地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表され、政策金利据え置きの可能性を見極める展開となるでしょう。ただし、中東の地政学リスクが高まれば、有事のドル売りとなる可能性もあるため注意が必要です。日本円(JPY):中立から売り 日銀の早期利上げ観測が後退し、円安傾向が続く見込みです。27日の衆院選を控え、物価高対策が争点となっており、日本の通貨当局による円安抑制や為替介入の可能性には警戒が必要です。三村財務官や神田内閣官房参与の発言もあり、円相場は不安定な動きを見せる可能性があります。ユーロ(EUR):売り 欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを決定し、12月の理事会でも追加利下げの可能性が高まっています。ラガルドECB総裁が景況感の悪化を警戒していることもあり、ユーロは下値リスクが高まっています。今週発表される10月のユーロ圏製造業・サービス業PMI速報値に注目が集まります。 豪ドル(AUD):買い 豪ドルは底堅い動きが予想されます。豪準備銀行(RBA)は他国と比較して利下げに慎重であり、一方的な豪ドル売りにはなりにくい状況です。9月の雇用統計も好結果で、常勤雇用者数の増加が豪ドルを支える要因となっています。今週は中国の景気浮揚策や米国の経済指標が豪ドルに影響を与える可能性がありますが、総じて買い方向と見られます。 ニュージーランドドル(NZD):売り NZドルは上値が重く、売り圧力が強まる見通しです。7-9月期の消費者物価指数(CPI)が低調で、来月のNZ準備銀行(RBNZ)会合での利下げ幅が拡大する可能性があります。一部では75bpの大幅利下げも指摘されており、今週のRBNZ高官の発言や経済指標次第では、NZドルの下落が進む可能性があります。南アフリカランド(ZAR):中立から買い 南アフリカランドは底堅い推移が予想されます。株安が上値を抑えるものの、企業信頼感指数の改善や国民統一政府(GNU)への期待感が支えとなっています。23日に発表される9月の消費者物価指数(CPI)がさらなるインフレ鈍化を示せば、ZARは堅調な動きを続けるでしょう。英ポンド(GBP):中立から売り 英雇用・物価データを受けて利下げ観測が高まり、ポンドは上値の重い動きが見込まれます。賃金上昇率や消費者物価指数(CPI)の鈍化が、イングランド銀行(BOE)の追加利下げを後押しする可能性があります。今週は政府予算案関連のヘッドラインや10月のPMI速報値に注目が必要です。カナダドル(CAD):売り カナダドルは弱含みの展開が予想されます。9月の雇用統計やCPIがさえない結果となり、23日のカナダ中銀(BOC)会合での0.50%利下げ観測が高まっています。原油価格の不安定さも加ドルの上値を抑える要因となっています。 まとめ 米ドル(USD):中立から買い 日本円(JPY):中立から売り ユーロ(EUR):売り 豪ドル(AUD):買い NZドル(NZD):売り 南アフリカランド(ZAR):中立から買い 英ポンド(GBP):中立から売り カナダドル(CAD):売り 全体の見通し 今週は米国と日本の金融政策に対する市場の見方が変化し、各通貨に影響を与えると予想されます。また、中東の地政学的リスクが高まっており、イスラエルとイランの緊張が為替市場に不確実性をもたらす可能性があります。主要経済指標の発表や各国の中央銀行高官の発言にも注目しながら、慎重に取引を進める必要があります。その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓米ドルの底堅さ続く?FOMCとカナダ中銀の政策発表に注目 合計 -669万円(-44,781 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年10月21日~ https://youtu.be/HuivofQbCME・・・続き情報
2024年10月12日
10月7日~10月11日のトレードは合計 -487万円(-32,678 USD)でした。--- 大口座 -405万円(-27,171 USD)  小口座 -82万円(-5,507 USD)思うように値が動かず、マイナスで終了した一週間でした。アメリカが利下げに踏み出したものの、経済が好調な事から利下げを急がないとの発言がパウエルFRB議長からあったことをきっかけに、米ドルは方向感をつかみにくくなってきています。方向性が明確になるまでは、ユーロドル、ドル円を中心にしてトレード回数を減らしていく予定。今後の注目は以下。① ECB利下げペース加速へ、来年末2%が最終到達点か-アナリスト予測 欧州中央銀行(ECB)は、景気浮揚に向け利下げペースを今後数カ月で加速させ、政策金利は2025年末までにもはや需要を抑制しない水準に達しそうだ。ブルームバーグのアナリスト調査で見通しが示された。ユーロ圏のインフレ率が前年同月比1.8%(9月の速報値)とECBの物価目標をわずかに下回る現状で、中銀預金金利は17日の政策委員会会合で、現行の3.5%から0.25ポイント引き下げられ、来年3月までの会合で毎回同幅の引き下げが決まるとアナリストらは予測した。その後も来年6月と12月に2回の利下げが決定され、中銀預金金利は2%に達すると見込まれる。アナリストのほぼ半数が、その時点までに金利が中立水準になると考えており、景気拡大を促すために十分低い水準になると約40%が回答した。前回調査では、ECBの緩和サイクルは25年9月の2.5%が最終到達点と予想されていた。ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のシニア・ユーロ圏エコノミスト、デービッド・パウエル氏は「ラガルド総裁が次のステップに関し、記者会見で多くの質問を受けるのは間違いない。ECBが完全にデータ次第であり、会合ごとに動いていると引き続き強調することになりそうだ。しかし12月の追加利下げは大いにあり得ると思われる」と見解を示した。(出所:Bloomberg)ユーロは引き続き上値が重い展開になると想定。上昇してきたところは売りを入れていく予定。その他各通貨の注目ポイントは以下。米ドル(USD):中立から買い 米国では、FOMCの年内大幅利下げ観測が後退し、経済指標も底堅さを示しています。アトランタ連銀のGDPナウによると、第3四半期GDP予測は3.2%と改善が見込まれています。9月のFOMC議事要旨でも「米経済は顕著な底堅さを維持している」と言及されました。これらの要因から、米ドルは底堅い動きが予想され、方向性は中立から買いです。日本円(JPY):中立から売り 日銀の早期利上げ観測が後退し、石破首相も追加利上げに否定的な発言をしています。しかし、物価高対策が選挙の争点となっており、本邦通貨当局による円安抑制の可能性があります。総合的に見ると、日本円は中立から売りの方向性です。ユーロ(EUR):売り ユーロは、17日のECB理事会での0.25%の追加利下げ観測が高まっています。バスレ・スロベニア中銀総裁の発言も利下げ期待を後押ししています。また、中東の地政学的リスクが高まっており、ユーロにとってネガティブ要因となります。そのため、ユーロの方向性は売りです。豪ドル(AUD):買い 豪準備銀行(RBA)は他国の利下げサイクルに同調しない姿勢を示し、タカ派的なスタンスを維持しています。ハウザーRBA副総裁もインフレが持続すると予想し、強固な金融政策を続ける考えを示しています。金融政策の方向性の違いが豪ドルを支える要因となり、方向性は買いです。ニュージーランドドル(NZD):売り NZ準備銀行(RBNZ)は50bpの利下げを行い、11月会合でも追加利下げが予想されています。今週発表される7-9月期CPIや当局者の発言次第では、NZドルの下落が進む可能性があります。豪ドルとの金融政策の方向性の違いもあり、NZドルは売りの方向性です。南アフリカランド(ZAR):中立から買い 南アフリカランドは、政治や経済への期待感から底堅い動きが予想されます。主要な経済指標の発表は限られていますが、対円では強含みを見せています。外部要因に左右される可能性はあるものの、方向性は中立から買いです。英ポンド(GBP):中立から売り 英国では、9月の雇用・物価データが注目されており、インフレ率の高止まりが追加利下げの見送り要因となっています。しかし、政府の増税示唆により景気下振れリスクが高まっており、ポンドにとってマイナス材料です。総合的に、ポンドの方向性は中立から売りです。カナダドル(CAD):売り カナダ中銀(BOC)は4会合連続での利下げが確実視され、経済指標次第では大幅利下げ観測が高まる可能性があります。加えて、原油相場の不安定さが加ドルの上値を抑える要因となっています。これらを踏まえ、カナダドルの方向性は売りです。まとめ 米ドル(USD):中立から買い 日本円(JPY):中立から売り ユーロ(EUR):売り 豪ドル(AUD):買い NZドル(NZD):売り 南アフリカランド(ZAR):中立から買い 英ポンド(GBP):中立から売り カナダドル(CAD):売り 今週は米国と日本の金融政策に対する市場の見方が大きく変化し、為替市場に影響を与えると予想されます。地政学的リスクや経済指標にも注目しながら、各通貨の動向を慎重に見極める必要があります。その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓米ドル迷走!利下げ後の方向感に悩む今、注目すべき通貨は? 合計 -487万円(-32,678 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年10月14日~ https://youtu.be/X8AQg7A393g・・・続き情報
2024年10月5日
9月30日~10月4日のトレードは合計 -1,165万円(-78,368 USD)でした。--- 大口座 -750万円(-50,471 USD)  小口座 -414万円(-27,897 USD)ドル売り円買い目線で考えていましたが、実際は真逆の展開となりマイナス収支で終了。自民党総裁選で石破氏が逆転勝利を収め、「石破ショック」なる強烈な日本円買いが発生していましたが、大方の予想を裏切る形で、石破首相が追加利上げに否定的な姿勢を示したことで、再度円売りトレンドが再開。さらに、パウエル議長が現在は大幅利下げに慎重姿勢を示している点を挙げ、11月会合では「FRBとしては50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを現時点では考えていない」と述べたことから米ドル買いが再開。加えて中東情勢も緊迫化しており、イスラエルとイランの対立が市場の不透明感を高め、リスクオフの動きが強まる場面もありました。これには原油買いで対応しましたが、長く保有する事が出来ず、微益で終了。7日からは中東情勢の行方や米国の金融政策動向、そして石破首相の今後の政策に引き続き注目が集まります。市場のボラティリティが高まる中、特に、10日の米消費者物価指数に注目。地政学的リスクや主要経済指標の結果がどのように市場に影響を与えるかを注視し、売り買い柔軟に対応していきたいと思います。今後の注目は以下。① 米消費者物価指数さらなる鈍化へ、コアは横ばい続く見込み 10日に9月の米消費者物価指数(CPI)が発表されます。前回8月の米CPIは前年比+2.5%と7月の+2.9%から大きく鈍化。3月の+3.5%から5カ月連続での伸び鈍化となりました。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比+3.2%と7月と同水準の伸びとなっています。なお、コア指数前年比については昨年3月の+5.6%から横ばいを交えながらも反発はなく、じりじりと落ちていく流れが続いています。前月比は+0.2%と市場予想通り、コア前月比は+0.3%と予想の+0.2%を上回りました。 予想前後であれば総合の鈍化を受けても大幅利下げ期待の押し上げにはなりにくいとみています。とはいえ、利下げを否定するような数字でもなく、0.25%利下げ期待を支える形となりそう。ドル円は若干の買い材料も影響は限定的と見ます。ただ、予想からの乖離があった場合は要注意。11月のFOMCまではかなり不安定な動きが見込まれます。(出所:みんかぶ)結果次第で、売り買い柔軟に対応していく予定。② 原油先物5%超急騰、中東情勢緊迫化で供給混乱巡る懸念強まる 3日の取引で、原油先物が5%超急騰。中東情勢の緊迫化を受け、原油供給混乱を巡る懸念が強まった。市場は、イスラエルがイランによるミサイル攻撃の報復としてイランの石油施設を攻撃するリスクを注視している。清算値は、北海ブレント先物が3.72ドル(5.03%)高の1バレル=77.62ドル、米WTI先物が3.61ドル(5.15%)高の73.71ドル。北海ブレントは一時77.89ドル、WTIは73.97ドルを付け、そろって1カ月ぶり高値を更新した。(出所:Reuters)原油は引き続き買い目線継続。その他各通貨の注目ポイントは以下。米ドル(USD):中立 米国では、10日に発表される9月消費者物価指数(CPI)に市場の注目が集まっています。11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅について、市場では0.25%が6割、0.50%が4割程度と織り込まれており、CPIの結果次第でドルの動向が左右される可能性があります。地政学的リスクも考慮すると、米ドルは中立の方向性とします。日本円(JPY):売り 日銀の早期利上げ観測が後退し、円安・株高の流れが強まっています。石破首相が追加利上げに否定的な発言をしたことで、円売りが進むと予想されます。そのため、日本円は売りの方向性です。ユーロ(EUR):売り ユーロ圏の経済指標が弱含んでおり、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言からも次回会合での利下げ観測が高まっています。市場ではユーロ売りが優勢となる見込みのため、ユーロは売りの方向性です。豪ドル(AUD):中立 豪ドルは、豪準備銀行(RBA)の金融政策に関する不透明感や、米CPIの結果次第で対ドルでの動きが変わる可能性があります。RBAの利下げ開始時期は来年前半と予想されており、大きな政策変更は見込まれていません。したがって、豪ドルは中立の方向性です。南アフリカ・ランド(ZAR):売り 南アフリカでは、国営電力会社エスコムの値上げ申請を巡る政府との対立が経済への懸念材料となっています。消費者の負担増が経済を圧迫する可能性があり、ランドは上値の重い展開が予想されます。そのため、南アフリカ・ランドは売りの方向性です。ポンド(GBP):売り ベイリー英中銀(BOE)総裁のハト派発言により、ポンド売りが強まりました。今後の英国経済指標も限られており、総裁発言の影響が続く見込みです。ポンドは売りの方向性です。カナダドル(CAD):売り カナダでは、9月雇用統計の結果次第でカナダ中銀(BOC)の大幅利下げ観測が高まる可能性があります。米国の経済指標にも左右されやすく、加ドルは神経質な動きが予想されます。そのため、カナダドルは売りの方向性です。その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓米消費者物価指数と原油急騰が市場を揺るがす! 今後の注目点 合計 -1,165万円(+78,368 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年10月7日~ https://youtu.be/ywPLDlsAILQ・・・続き情報
2024年9月28日
9月23日~9月27日のトレードは合計 +1,407万円(+99,031 USD)でした。--- 大口座 +1,008万円(+70,925 USD)  小口座 +399万円(+28,106 USD)ドル売り目線で、細かくトレード重ね、利益を積み重ねた一週間でした。週序盤は、植田日銀総裁の発言、自民党総裁選で高市氏の当選期待などから大きな円売りが発生し、ドル円が146円台まで急騰。ところが、その後石破氏の当選で急落。金融政策に対する石破氏と高市氏のスタンスが大きく異なるという受け止めから4円以上も円高が進む展開となりました。ただ、急落直後はショックの度合いが図り切れませんでしたので、反発を警戒して細かいトレードに終始しました。日本円に関しては、石破氏の発言一つで流れが変わる可能性もあるので要注意ですが、米ドルに関しては、インフレ指標が軒並み落ち着きを見せていますので、引き続き売り目線で攻めていく予定です。今後の注目は以下。① 円相場 総裁選で海外も円乱高下 NY一時1ドル=142円台前半に 27日のニューヨーク外国為替市場では、円相場は、一時、1ドル=142円台前半まで円高ドル安が進みました。自民党の新しい総裁に物価高を問題視する姿勢を示していた石破氏が選ばれたことで日銀の利上げが意識される中、投資家の間で円を買う動きが続いた形です。外国為替市場では日銀は金融緩和を続けるべきだと発言していた高市氏が自民党総裁選挙で1位で決選投票に進んだことで、円相場は一時、1ドル=146円台半ばまで円安ドル高が進んだあと、新しい総裁に石破氏が選ばれるとその反動で円を買い戻す動きが急激に進む展開となりました。この流れを引き継いだ27日のニューヨーク市場では、この日に発表された経済指標の内容からFRB=連邦準備制度理事会が利下げを続けるという見方も加わり、ドルを売って円を買う動きが一段と進み、一時、1ドル=142円台前半まで値上がりしました。市場関係者は「日銀の金融政策に対する石破氏と高市氏のスタンスが大きく異なるという受け止めから4円以上も円高が進む展開となった。こうした市場の反応を踏まえて石破氏が今後、日銀の金融政策に対してどのようなスタンスを取るかが注目されている」と話しています。一方、ニューヨーク株式市場では、FRBによる継続的な利下げを見込んで買い注文が先行し、ダウ平均株価の終値は前日と比べて137ドル89セント高い4万2313ドルとなり、最高値を更新しました。(出所:Bloomberg) ドル円は引き続き売り目線ですが、石破氏の今後の発言、解散・総選挙の行方で乱高下する可能性はあるでしょう。 ② 米10年債利回り低下 PCEデフレータはインフレの落ち着き示す 8月のPCEデフレータが発表になっていたが。引き続きインフレの落ち着きを示す内容であった。 FRBの利下げ期待を裏付ける内容ではあったが、年内さらにもう1回の大幅利下げなど、市場が織り込んでいる期待ほどの内容なのかは議論が分かれている。短期金融市場では11月FOMCでの利下げ幅は0.25%と0.50%ポイントで五分五分といった状況。(出所:みんかぶ)米ドルは引き続き売り目線。 その他各通貨の注目ポイントは以下。米ドル(USD):中立 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ予想が市場とFRB間で一致しておらず、米経済指標への反応が過敏になっています。今後のデータ次第で利下げペースが変化する可能性が高いため、米ドルは中立のままです。日本円(JPY):中立 日本国内の政治情勢や金融政策に対する市場の注目が集まっており、円相場も神経質な動きが予想されます。自民党総裁選や中国の景気動向など、外的要因にも影響されるため、日本円も中立の方向です。ユーロ(EUR):中立 ユーロドルは米指標の結果に大きく左右される展開が続きます。また、ECBの金融政策に対する不透明感も強く、ユーロの方向性はやや不確定要素が多い状態です。ユーロは中立です。豪ドル(AUD):買い 豪準備銀行(RBA)のタカ派姿勢が再確認されたことで、豪ドルは金利面での優位性を維持しています。また、対米金利差が豪ドルを支える要因となるため、豪ドルは買い方向です。南アフリカ・ランド(ZAR):買い インフレが鈍化し、国民統一政府(GNU)への期待感がZARを支える材料となっています。景気改善期待も高まり、南アフリカ・ランドは買い方向です。ポンド(GBP):中立 ポンドは、英中銀の金融政策や政局不透明感から上値が限定的です。米ドルや円相場の影響も強く受けやすいため、中立とします。加ドル(CAD):中立 カナダ中銀の緩和ペースが強まる中、原油相場の動向も加ドルに影響を与えます。大きな材料が不足しており、加ドルは中立の方向です。その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓石破氏当選で円急騰! 米ドル売りチャンスの見極め方 合計 +1,407万円(+99,031 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年9月30日~ https://youtu.be/8qMBBG1QSsY・・・続き情報
2024年9月21日
9月16日~9月20日のトレードは合計 +212万円(+14,769 USD)でした。--- 大口座 +72万円(+5,071 USD)  小口座 +139万円(+9,698 USD)注目は米FOMC。結果発表前はレンジ傾向が続くと想定し、レンジ狙いのトレードに終始。0.5%の大幅利下げ発表後は、米ドル売りを狙っていきましたが、予想以上に「Buy the fact」の動きが強く、ロスカット。上手く波に乗れない一週間でした。現在は、米ドルの反発が起こっていますが、中長期ではやはり売りが強くなってくると想定。米ドルの売りどころを狙って、USDJPYの売り、AUDUSD、GOLD、ビットコイン、米株の買いというスタンスで、タイミングが良いところに入れていく予定。今後の注目は以下。 ① ウォラーFRB理事、大幅利下げを支持した理由はインフレの減速 米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.5ポイントの利下げを自身が支持したことについて、好ましいインフレデータが理由であり、労働市場を巡る不安ではないと述べた。 ウォラー氏は20日、経済専門局CNBCとのインタビューで、「私がやや懸念しているのは、インフレが想定以上に軟化しつつあることだ」と話した。FRBが重視するインフレ指標の個人消費支出(PCE)価格指数は、過去3カ月の伸びが年率ベースで1.8%未満にとどまったと、同氏は見積もっていると明らかにした。当局目標の2%を下回る水準だ。 FOMCは9月17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定。米労働市場の回復を目指した政策シフトで積極的なスタートを切った。 景気が想定通りに進展すれば、11月と12月に開かれる今後2回の会合でそれぞれ0.25ポイントの利下げを支持する可能性が高いと、ウォラー氏は発言。 「労働市場のデータが悪化する場合、あるいは誰もが想定していた以上にインフレデータが軟化し続ける場合は、より速いペースで行動する可能性もある」とし、インフレが再燃すれば、利下げを見送る要因になり得るとも付け加えた。(出所:Bloomberg) 現在は、事前に売り込まれた米ドルの反発もあり買いが出ていますが、中長期では売り圧力が強くなってくると想定。米ドルは売り目線。 ② カナダ中銀(BOC)による大幅利下げ観測 カナダ中銀(BOC)による大幅利下げ観測が浮上し、加ドルの重しとなっている。17日発表の8月CPIは前月比が0.2%低下し、前年比も予想より鈍化の2.0%上昇と2021年2月以来の低水準を記録。BOCのインフレ目標2%を達成し、中銀が重要視するCPI中央値やトリム値も2%台で減速しており、金融緩和を進めやすい環境が整ってきた。またカナダ経済に大きな影響を与える米国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)が0.50%利下げを決定。マックレムBOC総裁は「必要に応じ、大幅な利下げを行う可能性」に言及しており、米国に追随して10月会合で0.50%の金利引き下げとの見方が広がりつつある。なお米国の政策だけでなく、日銀金融政策決定会合や植田日銀総裁の会見内容を踏まえた値動きも加ドル相場に影響を与えるだろう。カナダ経済指標は7月国内総生産(GDP)が発表予定。(出所:Trader's web) 米ドルに続いて、カナダドルにも大幅利下げが織り込まれて来るでしょう。カナダドルは売り目線。その他各通貨の注目ポイントは以下。 日本円(JPY):買い 日銀の追加利上げ観測が根強く、海外勢も早期利上げを期待しています。過去のタカ派発言を踏まえ、円買いの動きが見込まれる可能性があるため、日本円は買い方向です。ユーロ(EUR):中立 欧州中央銀行(ECB)の金利見通しは不透明で、次回会合での利下げ期待もある一方で、総裁は慎重な姿勢を崩していません。ユーロは米ドルの動向にも大きく左右されるため、中立の方向です。豪ドル(AUD):中立 RBAは今のところ利下げを急いでおらず、インフレへの警戒感も強いですが、対米ドルでは金利差縮小が意識されます。豪州の金融政策に注目が集まりつつあり、豪ドルは中立とします。南アフリカ・ランド(ZAR):買い 南アフリカ準備銀行(SARB)は穏やかな金融緩和姿勢を示しており、景気改善期待が高まっています。これにより、ZARは底堅い動きを見せる可能性があるため、買い方向とします。ポンド(GBP):中立 イングランド銀行(BOE)の金融政策は段階的な利下げが予想されていますが、インフレリスクが依然として高く、慎重な動きが見込まれています。ポンドは下値が限定されており、中立の方向です。その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓利下げ発表後の米ドル乱高下!次の売りチャンスを見逃すな! 合計 +212万円(+14,769 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年9月23日~  https://youtu.be/2gIc3DuIkeo・・・続き情報
2024年9月14日
9月9日~9月13日のトレードは合計 +185万円(+13,206 USD)でした。--- 大口座 +73万円(+5,245 USD)  小口座 +112万円(+7,961 USD)先週はビットコインや原油の売買を中心にトレードを展開しましたが、なかなか波に乗れず、苦戦を強いられた一週間となりました。原油の買いに関しては、ハリケーン「フランシーン」が米ルイジアナ州沿岸を襲い、メキシコ湾での生産が150万バレルほど中断したことを背景にエントリーしましたが、タイミングが遅く、十分な利益を得ることはできませんでした。また、ゴールドの買いは、上昇を狙っていたにもかかわらず、急騰により戻りを待っていたところを逃してしまいました。まさに「押し目待ちに押し目なし」という展開で、見送ったのが惜しい結果となりました。16日からの週は日米英の政策金利発表が控えており、市場のボラティリティが大きくなることが予想されます。しっかりと準備を整え、次の機会を逃さないようにしたいところです。今後の注目は以下。① FOMC、50bp利下げ以外なら落胆-市場関係者の見方 米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表を来週に控え、トレーダーの間では大幅利下げの見通しが復活し、その確率は40%として織り込まれた。市場関係者のコメントは以下の通り。 ◎ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのチャーリー・マケリゴット氏:問題はここだ。市場では50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げの可能性がかなり復活し、25bp利下げ論を退散させる勢いだ。50bpでなければ、市場は落胆する ◎シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏:市場の動きから判断すれば、投資家がハト派的な金利決定を期待しているのは確かだ。サプライズ的な50bpの利下げという形かもしれない。もしくは、25bpの利下げと残りの年内会合の少なくとも1回で50bpの利下げを強く示唆する形かもしれない 予想を上回るインフレ指標の後で50bp利下げの確率はゼロになったとの受け止めもあった。実際、大幅利下げの織り込みは一時ほぼ消えたが、その後は振り出しに戻った。来週の利下げが25bpになるか50bpになるか、その可能性は半々であることが示唆されている (出所:Bloomberg)25bpであればいったん買われる可能性もあるでしょう。発表後の米ドルの動きに要注目。方向性を決め込まず柔軟についていく予定。 ② 日銀、追加利上げは急がず 米景気・利下げなど注視 追加利上げについて、日銀内で急ぐ必要はないとの声が強まっている。7月の利上げ後、大幅に円高が進行し、輸入物価を通じた物価の上振れリスクが後退したためだ。市場が動揺する中、追加利上げへのハードルが上がっているとの声も聞かれ、19―20日の金融政策決定会合では政策金利を据え置く公算が大きい。経済・物価が見通し通りに推移すれば追加利上げを行う方針に変更はないが、当面は米経済の動向や米利下げの状況を見極めるとみられる。(出所:Reuters)利上げがあればサプライズですが、可能性は低いでしょう。注目は、日銀植田総裁の発言。今後の今後の利上げの見通しが強気なのか、弱気なのかで日本円に動きが出ると想定。各通貨の注目ポイントは以下。米ドル(USD): 中立 米国のFOMCでは0.25%の利下げがほぼ確実視されていますが、今後の利下げペースやパウエルFRB議長の発言によって大きく動く可能性があります。特にインフレ指標の動向に市場が注目しており、年内の追加利下げが視野に入るとドルは売られる可能性があります。よって、方向性は中立です。日本円(JPY): 中立 日銀の追加利上げ観測が根強いものの、慎重な姿勢も見られるため、利上げが実現するかは不透明です。市場の期待はあるものの、現状維持の可能性も高く、円は神経質な展開となりそうです。これにより、円の方向性は中立です。ユーロ(EUR): 中立 ユーロは、米ドルの動向に大きく左右される展開が続いており、ECBの利下げ観測は後退していますが、次回会合での方針がまだ明確ではありません。現状では特定の方向感が出づらいため、方向性は中立です。豪ドル(AUD): 売り 豪州経済に対する懸念が高まっており、特に豪準備銀行(RBA)を巡る政策不透明感が豪ドルに対する売り圧力を強めています。リスクオフの動きに敏感であり、豪ドルは売り方向となります。南アフリカ・ランド(ZAR): 買い SARBの利下げ観測があるものの、景気改善期待もあり、ZARは底堅く推移する見通しです。特に対ドルでのランド買いが進むと予想され、方向性は買いです。ポンド(GBP): 中立 イングランド銀行の追加利下げが市場で意識されていますが、まだ利下げのペースや時期が不透明です。ポンドは複数の重要な経済指標に左右されるため、方向性は中立となります。加ドル(CAD): 売り カナダ中銀の追加利下げ余地が大きく、利下げが織り込まれつつあります。カナダ経済に対する懸念も強まっているため、加ドルは売り方向となります。その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓FOMC利下げが迫る!0.25%か0.50%か、米ドルの動きに注目! 合計 +185万円(+13,206 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年9月16日~ https://youtu.be/lDcJHm8I1Gw・・・続き情報

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現在の私のトレード手法

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現在、私が行っているのは「半裁量トレード」です。

これはどういう事かというと、しっかりとしたトレードルールを基本として、これまでの自分の経験則に基づき負けトレードをスキップ、または浅い損切りで済ますことで、日々利益を積み重ねていく形です。

システムトレードだけに従う事は、すでに大きなドローダウンが待ち構えている事は、多くの先人達が経験、研究し尽くされております。

様々なトレード手法を経験してきましたが、手法やシステムを盲信するのではなく、経験則を生かし、ある程度勝てるロジックを元にオリジナルの味を出していくのがベストでしょう。

裁量が入ることを嫌う方もいらっしゃいますが、それは大きな怠慢です。

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人間の若干の裁量(経験則)こそが、負けトレードを選択的にスルー可能な優れたシステムとなります。

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トレードの実績

2013年01月  +317万円
2013年02月  +457万円
2013年03月 +1,302万円
2013年04月 +1,385万円
2013年05月  +895万円
2013年06月 +1,168万円
2013年07月 +1,040万円
2013年08月 +1,156万円
2013年09月  +955万円
2013年10月  +670万円
2013年11月  +671万円
2013年12月  +474万円

2013年合計:+10,450万円


2014年01月 +1,217万円
2014年02月  +517万円
2014年03月  +600万円
2014年04月  +554万円
2014年05月  +697万円
2014年06月   +343万円
2014年07月  +762万円
2014年08月  +168万円
2014年09月  +316万円
2014年10月  +699万円
2014年11月  +639万円
2014年12月  +332万円

2014年合計 +6,760万円


2015年01月  +597万円
2015年02月  +788万円
2015年03月  +524万円
2015年04月   +679万円
2015年05月   +558万円
2015年06月  +1,303万円
2015年07月  +1,088万円
2015年08月  +1,205万円
2015年09月  +1,104万円
2015年10月  +2,694万円
2015年11月   +522万円
2015年12月  +1,422万円

2015年合計 +12,574万円


2016年01月  +1,352万円
2016年02月  +1,845万円
2016年03月  +1,414万円
2016年04月  +1,877万円
2016年05月  +1,476万円
2016年06月  +1,571万円
2016年07月  +1,573万円
2016年08月   +925万円
2016年09月  +1,802万円
2016年10月   +832万円
2016年11月   +475万円
2016年12月  +1,616万円

2016年合計 +17,026万円


2017年01月    +766万円
2017年02月    +628万円
2017年03月  +1,050万円
2017年04月   +574万円
2017年05月  +1,207万円
2017年06月  +1,563万円
2017年07月   +753万円
2017年08月   +463万円
2017年09月    +44万円
2017年10月   +584万円
2017年11月   +545万円
2017年12月   +360万円

2017年合計 +8,484万円


2018年01月   +1,220万円
2018年02月    +497万円
2018年03月    +764万円
2018年04月   +1,139万円
2018年05月    +639万円
2018年06月   +1,361万円
2018年07月    +598万円
2018年08月   +1,327万円
2018年09月     +736万円
2018年10月     +761万円
2018年11月     +987万円
2018年12月     +372万円

2018年合計 +11,294万円


2019年01月    +569万円
2019年02月    +672万円
2019年03月    +649万円
2019年04月    +422万円
2019年05月    +874万円
2019年06月   +1,937万円
2019年07月   +1,275万円
2019年08月    −391万円
2019年09月    +711万円
2019年10月    +981万円
2019年11月    +886万円
2019年12月   +1,375万円

2019年合計  +9,639万円


2020年1月     +695万円
2020年2月      +33万円
2020年3月    +3,816万円
2020年4月    +1,247万円
2020年5月     +478万円
2020年6月    +2,007万円
2020年7月     +328万円
2020年8月    +1,636万円
2020年9月    +1,437万円
2020年10月     +733万円
2020年11月    -1,212万円
2020年12月    +912万円

2020年合計 +12,065万円


2021年1月     +891万円
2021年2月     +190万円
2021年3月    +1,687万円
2021年4月     +673万円
2021年5月     +767万円
2021年6月      +50万円
2021年7月     -806万円
2021年8月    +1,728万円
2021年9月     +622万円
2021年10月    -1,954万円
2021年11月    +598万円
2021年12月   +1,505万円

2021年合計   +5,917万円


2022年1月      -591万円
2022年2月      +2,103万円
2022年3月      +1,879万円
2022年4月      +4,073万円
2022年5月      +1,169万円
2022年6月      +4,678万円
2022年7月       +122万円
2022年8月      +1,299万円
2022年9月      +3,348万円
2022年10月      -648万円
2022年11月    +1,533万円
2022年12月    +5,923万円

2022年合計  +24,882万円


2023年1月       +855万円
2023年2月       +346万円
2023年3月      +1,196万円
2023年4月      +1,821万円
2023年5月      -2,366万円
2023年6月     +2,946万円
2023年7月        -12万円
2023年8月       -475万円
2023年9月     +1,607万円
2023年10月       -886万円
2023年11月     +3,072万円
2023年12月     +6,195万円

2023年合計   +14,467万円


2024年1月     +1,191万円
2024年2月         -71万円
2024年3月      +5,761万円
2024年4月      +1,215万円
2024年5月      +1,984万円
2024年6月      -1,741万円
2024年7月      +2,137万円
2024年8月      +1,160万円
2024年9月      +3,897万円
2024年10月      -1,155万円
2024年11月       +281万円

2024年合計   +14,679万円

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